liar―午前0時の群青―

 でも、真実は曲げようのない。

 曲げることなんかできない。

 天国?

 逝った先は天国かな?

 天国だったら許せるよ。

 親より先に、私より先に・・・。

 私はベッドに横たわっている爽の隣に

座った。

「爽、私、謝りたかったの。仲直りした

かった」

 それはもうできないこと。

 生きているうちに謝りたかった。