liar―午前0時の群青―

「行きます!」

『そう、じゃあ、カウンターに名前を

言ってね。そうすれば通してもらえるか

ら』

 そう言って、電話は切れた。

 私はベッドに体を預けた。

 死?

 直面できなかった。爽の死んだ事実に

直面できない。

「嘘、嘘だよぉ・・・。そ、そ・・・爽

・・・・そぉ・・・そぉぉっ」

 苦しい。