liar―午前0時の群青―

「あ、いた・・・・」

 層の姿を見つけて駆け寄ろうとした。

だけどたくさんの女子に囲まれてるのを

見て、思わず足が動かなくなる。

 爽は、楽しそうに笑ってた。

 何が楽しかったのか分からない。で

も、見たら好きになってしまいそうな爽

やかな笑顔。私には向けてくれない、く

れなかった優しい笑顔。