liar―午前0時の群青―

「えっ!」

 突然聞こえた音に、肩を震わせた。

 時計の音さえ大きく聞こえる。

「だ、誰?」

 恐る恐る、あたりを見渡す。

 けれど何にもない。

「気のせい・・・だよね」

 そう自分に言い聞かせて、課題に没頭

しようとする。

 ガタッ

「ひっ!」

 やはり何かいる。