それを聞いたところで、私は思い切り駆け出した。 「ちょっ、由希!?」 後ろから、優太の声が聞こえたような気がするが、私は無視して走った。 「はぁ‥‥はぁ‥‥‥」 もう大丈夫だろう。 私は、学校が見え出したくらいで足を止めた。 そして、後ろへと振り返る。 「由希ー!!」 「なっ、優太も走ってたのっ!?」 少し離れた所から、優太が私を呼んでいる。 「話を聞けよー!」 「いーやー!!」 私も負けじと叫び返して、再び走りだしたのだった‥‥‥。