────翌日。 「アイ、話がある」 2、3時間目の間の休み時間。 ふらりと教室に立ち寄って、ドアのところにもたれてるのは、レン。 無表情、冷静沈着。そんな言葉が似合う、あたしのどーってことない幼馴染み。 「わ、レンくんだ!あたし、密かにファンなんだよね〜」 「え、まじ?!うちもーっ」 レンを見た女子の声が、後ろでヒソヒソ聞こえる。 ふぅん、やっぱりモテんね、レンのやつ。 あたしはアイツがモテる理由、全然わかんないけど。