「はっ!?え、なんで!?
まさか…姫…?」
「…姫?」
またもわけのわからないワードが。
「姫って言うのは総長の女のこと。
それでもって、俺ら全員が全力で守る存在。
総長の彼女じゃなくても、信頼できる相手や
総長がそばにおいておきたい女でもいーの。」
哉斗が丁寧に教えてくれた。
「へー…あ、だから今日私呼び出されたんですか。
みんな姫になりたくて、
でも私がしつこく近づいたから…」
ってことは橘くん、モテモテじゃないか。
「呼び出された?」
私の言葉に反応したのは橘くんだった。
「はい。
あ、でもすぐ哉斗が助けてくれたので
よかったんですけどね。
…ということで颯、私は姫じゃないです。
私は写真受け取りに来ただけなので。
私もう帰りますね。
写真ありがとうございました。」
「送る。」
私が帰ろうとしたとき、
素早く反応して立ち上がったのは橘くんで、
その行動にその場にいた全員が
驚いたことはいうまでもない。


