生きる。




「由茉ちゃん、来てくれたんだ。」


「はい。美波は私の大事な友達ですから。」


「…ありがとう。

他の友達はみんな忘れてるんじゃないかしら。

でも、あなたたちが覚えててくれて

美波は幸せね。大好きな人たちだもの。」


「私は一生忘れません。

忘れたくないし、忘れられない。

美波は本当に大事な存在だから。」


「ありがとう。

実はね、今日ここで会えたらこれを渡してと

美波から頼まれてたの。

美波の日記よ。」


「え……私に、ですか?」


「えぇ、由茉ちゃんに。」


「ありがとうございます。」


私は一冊の日記を受け取った。


「またいつでも来てね。」


「はい、また伺います。」


そして私たちはその場を去って、溜まり場へ向かった。