それから10分くらいして
私は立ち直した。
今日はテストなんだからしっかりしなきゃ。
美波が笑ってて言ったんだから。
「ごめんね、もう平気。
泣いたからもう笑える。
今日はみんなで美波のお墓行こうね。」
私がそういうと哉斗は笑ってくれた。
純は黙って席に戻った。
哉斗も席に戻る。
私はさっきの女の子のところへ行った。
「さっきはありがとう。
これ、洗って返すね。」
私は笑顔で女の子に言った。
それを見ていたクラスメイトが
「三浦さん、なんか印象と違うな」
「あんな子だったんだ」
「笑うとかわいー」
なんて声が聞こえた。
そして遠くから
「お前ら調子いいな。」
と純の声。
「純、そういうこと言わないの。」
私がそういうと哉斗が笑った。
「由茉ちゃん、英語教えて~」
「哉斗、もう始まるけど。」
私はそう言って席についた。
私は三浦
哉斗は水嶋で
私は哉斗の前の席。
私は後ろを向いて哉斗に英語を教えた。


