生きる。





そして授業が終わった。

純から俺らの鞄も頼む、とメールが来たから

二人の鞄も持って席を立った。


「三浦さん、私諦めないから。」


「そうやって平気で人を傷つけられる

笹原さんの神経疑う。」


私が言い返した。


「お前もそうやって傷つけてんじゃねーの?」


クラスの男子が笹原さんを庇った。


「だって私は笹原さんのこと理解できないから。

私は笹原さんとは違う。」


「は?なにがちげーんだよ。

しかもこんなか弱そうな子に蒼井と言い寄って。」


「か弱そう…ねぇ?」


私はバカにしたように笑った。


「キミ、名前は?誰?」

「は?なんで名乗らなきゃいけねーんだよ。

つーかクラスメイトの名前くらい覚えとけよ。」


「クラスメイト?興味ない。

あんたさ、彼女に傷つけるようなことする?

しないでしょ?

でも私にはしてるよね。

違うじゃん。」


「は?意味わかんねーんだけど。」


「はっ、そっかそっか、ごめんね?」


私は笑っていた。

もうばかばかしすぎて。


「ってか私もういい?

あなたたちに付き合うほど暇じゃないの。」


「ちょっと待てよ。」


私が通りすぎようとした時、

誰だかわかんない目の前の男に

腕を思いっきり掴まれた。


「いった!何すんの?」


「何すんのじゃねーだろ?

笹原に謝れよ。」


「は?なんで私が?

そっちが挑発してきたからでしょ?」


「お前笹原を傷つけたんだろーが。

謝んのが筋ってもんだろ。」


「じゃあ私はあなたに傷つけられたよね?

この腕も。痛いんだけど。

先に謝ってくんない?」


もう私は止まらなかった。