翌日ー
「哉斗?行くよ?」
私たちは資料室から教室へ向かおうとした。
「俺行かない!」
「えー?だめだよー。いこう?」
「絶対行かない!どうせ日本史だし!
その次体育だから2時間目から行く。」
「もー仕方ないなぁ。
じゃあ先いくからね?」
私と純は哉斗をおいて教室へ行った。
席について純と話した。
「ほんと哉斗かわったよね。あれから。
前はもっと柔軟性あったのに。」
「まああのときは由茉が危険にあったしな。
哉斗思ったんじゃねーの。
こんなに俺のこと思ってくれてんのに
俺のせいでこんなことになったって。
罪悪感感じてんだろ。」
「なんだ、私のせいじゃん。
そんなの気にしなくていいのに。
友達なら普通でしょ、あんなの。
そのせいで自分が苦しむことないのに。」
「まー哉斗は由茉のこと大好きだからなー」
そんな会話をしていたら笹原さんがきた。
「蒼井くん、おはよう。」
「おう。」
え、純だけ?
「笹原さん、おはよう。」
私から挨拶してみた。
「水嶋くんは?」
シカトですか…
「サボり。つーか由茉のことシカトしてんなよ。」
「え?あ、ごめんね…」
「うん。」
「まー、あいつが乗り越えなきゃだめだろ。
いつまでも由茉に守ってもらってたら成長しない。」
「純もたまにはいいこと言うね。」
「は?たまには余計だろ。」
「はは、純はまっすぐだもんね。」
「そうそう、俺はまっすぐ。
爽や哉斗のほうがよっぽど曲がってる。
颯よりもな。颯は優しいだけまだまし。
爽や哉斗は女を平気で利用するからな。」
「あー、文化祭のときもそうだったしね。」
「そうそう、あんなの可愛いもんだけどな。
あいつらがまともに相手すんのは本当由茉だけ。
だから由茉はすげーぞ。」
「はは、そりゃ友達ですからね。
っていうか湊のお陰だと思うけどね。」
私たちはそんな会話をしていた。


