生きる。





「……美波の字、だよな。」


橘くんの手に握らせた封筒を

金髪君も覗き、そう言った。


「話を聞いてほしいです。」


私がそう言うと橘くんはソファへ戻った。


「すべて話します。私と美波の関係、

そして今までのことを。」




私は自分が病気だったこと

美波が病気で転院してきたこと

美波が病気で亡くなったこと

そして橘くんへ伝える約束をしたこと


これまでの経緯をすべてを話した。