生きる。





「えーっと、あなた名前は?」


「……蒼井純。」


どうしてだろう、

この人が怖い顔をしていたとしても

私には全然怖くない。



「蒼井くんね。

美波は…橘くんの話はよく話してくれた。

美波がどれだけ橘くんを好きだったのか、

私にでもよくわかったの。


…だから伝えたいの。

美波の思いを無駄にしたくない。

唯一の友達だから。」





「…聞くか聞かないかは湊次第だから。

ついてこいよ。」


蒼井くんがそう言うと二人は屋上を出ていった。

私も急いでついていった。


で、きたのは……

「……資料室?」


2階にある資料室だった。


「俺らはほとんどここにいるよ。」



そう水嶋くんが言うと、二人は中へ入っていった。


「遅かったな……どういうこと?」


一緒にいた私を見て金髪くんは水嶋くんたちに聞いた。