水嶋くんと緑メッシュくんは
二人で屋上へ向かった。
緑メッシュくんが
屋上のドアを開けようとした瞬間
水嶋くんが急に振り向いた。
「由茉ちゃん、何か用?」
「つけてんのバレバレ。」
水嶋くんと緑メッシュくんが言った。
「……水嶋くんたちには用はないです。」
「湊はここにはいないよ。」
そういって屋上に入っていった。
私も続いて入ったが、
私たち以外誰もいなかった。
「橘くんはどこにいるの?
話したいんだけど。」
「湊にあって何を話すの?
美波のことは禁句だって言われてるよね?」
「水嶋くんには関係ない。」
「俺らは美波の友達だった。
急にいなくなったのは美波の方。
今さらなんの用がある?」
緑メッシュくんが
怖い顔をして言った。
そんな怖い顔しなくてもいいのに。


