生きる。




「そうだ!」


この前一輝と買い物に行った時に

腕時計を買ってもらった。


私はいつもスマホで時間を確認していたから。


アクセサリーすらつけたことのない私は

左腕につけた腕時計が違和感があって、

でもそれもまた嬉しかった。


明日はちゃんとつけていこう。


いつも兄たちのことをうざがってはいるけど

本心はやっぱり好きなもので。


一輝に買ってもらった腕時計を眺めながら

晴輝が帰ってくるのを待っていたのだ。