「おかえりー。
ブラウニー美味しかったよ!」
「ほんと?よかったー。
これで安心して一輝に渡せるよ。」
「え、俺毒味だったの?」
「ちがうちがう!心配だっただけ!!」
私は全力で否定した。
「なんだって?」
颯が聞いてきた。
「んー、噂のこと。
でもきっぱり否定してきたよ。」
私がそういうとみんなの表情が曇った。
「私が気にしてないんだから、
みんな気にしないでよ。
さてと、もう昼休みも終わるし戻ろ!」
みんなで資料室を出た。
「由茉、負けんなよ。」
颯はそれだけ言うとB組に入っていった。
いつも途中でどこかへ行ってしまう颯が
最後まで一緒にいたのは彼なりの
私への配慮なのかもしれない。
私たちは午後の授業を終え、
SHRのあと担任に呼び出された。


