「それより!湊お弁当。」
「さんきゅ。」
「どういたしまして。」
湊はすぐに食べ終えた。
「うまかった。ありがとな。」
そういって笑った。
「さーてと、
俺も由茉ちゃんお手製のブラウニー
食べよーっと!」
哉斗はみんなに聞こえるようにそう言った。
「…は?なにそれ。」
「あー、今日一輝誕生日なの。
で、お菓子作ったんだけど
余ったから哉斗にもあげたの。
みんな甘いの食べないでしょ?
晴輝も甘いの食べないし、
せっかくだから哉斗にって思って。」
「あはは、湊残念だったな。」
笑いながらそう言う颯。
『2年E組 三浦由茉さん
生徒指導室まで来てください。』
「呼び出されちゃった~。
しかも放送って。
恥ずかしいなぁ、もう。」
きっと噂のことだろう…
「じゃあちょっといってくるね!」
私は資料室を出た。


