生きる。




俺に続いてみんなが立ち上がり、

資料室を出た。


でも俺は下ではなく上に行く。


「湊、どこ行くの?」


爽が俺に聞く。

わかってるくせによ。


「…哉斗んとこ。」


「素直じゃないねー。

由茉んとこでしょ?」


クスクスと笑いながら爽が言った。


みんなが階段を降りていく中、俺らは階段を上がった。