私はリビングの大きな窓から外を見ていた。
「こんな大きな部屋に一人か…
さみしくないのかな。」
私はポツリと独り言を言った。
「うん…さみしー。」
急に後ろから肩に哉斗の腕が乗った。
「哉斗!?
…………聞いてた?」
「ずいぶん大きな声で独り言を言うんだね?」
クスクスと笑う哉斗。
「いるなんて思わなくて…つい…」
「由茉ちゃんらしいね。
ご飯作ろ!」
「うん!」
私たちは簡単にさっと作れる
オムライスを作って食べた。
そのあと私は後片付けをして、
哉斗とソファへ座った。
何を喋るわけでもなく
テレビを見るわけでもなく。
開けっぱなしのカーテンの向こうを見つめてた。
「由茉ちゃん。俺ね、親に捨てられたんだ。」
突然哉斗がいった。


