ど…どうしよう。 なんか余計に泣けてきた。 美波… 美波の好きな曲を聴いて 泣きそうになって 美波の声を聞いて 泣きそうになった。 私は下を向いたまま、MDをしまった。 「何聴いてたの?」 湊が聞いてきた。 「…美波の声。 元気…出した、くて…」 あぁ、溢れてしまった。 「あはは、だめだなぁ。私…」 止めたくても止まらない。 「………ごめんっ」 私は資料室を飛び出して、屋上へ向かった。