生きる。




「誰?」


「晴輝さん。

今日一人で由茉にバレないように家に来いってさ。」


「なんだそれ。」


「わからないけどとりあえず放課後行くわ。」









昼休み、やっと由茉に会えた。


が、純と話が盛り上がっていて

俺の横には来てくれないし、

目も合わせてくれない。


くっそ、なんで純なんだよ。

純を睨んでいると、純が気づいた。


「俺ちょっとトイレ~」


そういって会話が止まった隙に由茉を呼んだ。


「由茉、こっちおいで。」


「うん。」


由茉は目を合わせず返事をしてこっちにきた。


どうしたんだ?

由茉は隣に来てすぐイヤホンを耳にして、

何かを聴き出した。


なんだよ。話もできないじゃん。