生きる。




「んー、お腹いっぱい。」


「由茉結局ラーメン残したんじゃん!」


「でも湊が食べてくれたから

無駄にはならなかったよ?

ソフトクリームは食べたし。」


「そういうことじゃねーんだけど。」


純はそういうと哉斗とゲームを始めた。

颯は女の子とデート。いつものことながら。


「由茉、おいで。」


私は湊の隣に座った。


最近湊は甘い。私に甘い。

今も私が座ったら私の背中部分の背もたれに腕をのせ

私の髪の毛をいじっている。

そして近い。

ドキドキして死にそう。


「そういえば暴走族ってけっこう平和なんだね。

私もっと喧嘩とかするのかと思ってた。」


「俺らはここらへんを統一してるからな。

族同士の抗争はほとんどないかもな。

そこらへんの不良に絡まれて…

てことはあるけど。」


「喧嘩が一番強いのって誰?」


「強いのは湊

慣れてるのは哉斗

喧嘩っ早いのが颯かな。

純は手がつけられなくなるタイプ。

湊がいないと喧嘩させられない。

俺は司令塔みたいな感じかな。」


爽が丁寧に説明してくれた。