「どちら様ですか?」
いきなり話しかけられたのだ。
短くふんわりとしたブラウン色の髪の毛に
ふんわりとした雰囲気をまとった
大人の女性という感じの優しそうで
とにかく綺麗な女の人だった。
「三浦由茉と言います。
橘湊くんに用事があり伺いました。」
私はそう言い、頭を下げた。
怪しい人ではありませんよ、
という意味も込めて。
「あら、湊のお友達?
湊はいつも夜に帰ってくるから
まだ家にはいないのよ。」
………お母さん、なのかな?
っていうか、夜までいないのか…
「その制服桜ヶ丘高校でしょう?
湊も桜ヶ丘高校なの。2年B組だから
クラスへ訪ねた方が早いかもしれないわ。」
「え、そうなんですか!?」
衝撃な事実だった。
まさか同じ学校だったとは……
「では明日クラスへ出向いてみます。
ありがとうございました。」
お礼をいい頭を下げてその場を去った。


