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通い始めて2日目ー
まだまだジロジロ見られることは多いが
いちいち気にしていられない。
ずっと病院生活を送っていた私にとって
学校で勉強できることが何よりも嬉しかった。
私は転校生ということもあって
一番後ろの一番端。
隣の席は昨日からずっと空いている。
その方が嬉しいんだけど。
「ねーねー、三浦さん!
よかったら今日放課後あそばない?
ここらへん案内するし!」
「あー…え、と…
用事があるから…」
私はやはり壁を作ってしまい
友達ができずにいた。
私はそれでも構わなかったのだ。
長いようで短い授業も終わり、
私はまた橘家へと向かった。
橘家は学校を挟んで家とは真逆だけど
そこまで遠くなく歩いていける距離。
学校からでは5分ほどでつくから
毎日通ったとしても全然苦にはならない。
橘家の大きさにまたも圧倒されつつ
インターホンを押そうとしたその時……


