「湊遅いね。」
「だなー。何やってんのかな。」
爽も気になってたみたい。
私たちがやってた花火ももう残りは線香花火のみ。
………そうだ。
「最初に落ちた人が、
最後まで残ってた人にラーメンをおごるにしよう。」
普通にやるだけじゃつまんないもんね。
「いいね。」
「じゃー一斉に火つけよう!
いい?いくよ?」
そうして私たちの勝負は始まった。
こういうので真っ先に負けるのは決まって…
「うわ!もう落ちたし!まじかよ!」
純だって決まっている。
「また俺かよー!まじかよー!
金ねーのに!」
「「純、うるさい。」」
哉斗と爽が注意したその瞬間
「「あ!!」」
二人の線香花火が終わった。
「純のせいで落ちちゃったじゃん。」
「純がうるさいから落ちたじゃん!
俺のもおごれよ!ばか!」
純を責める爽と哉斗。
私はそれを聞きながら、ふふっと笑った。


