生きる。




「終わったー?ねぇ、もういいの?

由茉ちゃーん!回りに行こー!」


大きな声で話しかけてきたのは哉斗だった。


静まり返った体育祭によく響く。

誰も言葉を発しない中、最前列だけが騒がしい。


「なんだ、誰も告らないのか。

つまんねーな。」


飛鳥がそう言うと


「さーて、俺らも回るかー

お前らも早く来いよ。」


晴輝がそう言った。

私はボーッとしていたら頭をポンっとされた。


振り返ると機嫌の直った湊。


「行くぞ?」


そう言い私の手をとり、みんなの元へと向かった。

私たちは残りの時間をみんなで過ごすことになった。