生きる。





「由茉はさ、俺らのなんだよね。

俺らの由茉に告るってことは俺らから奪う。

俺らに喧嘩売ってる。

そういう理解でいいの?

それにさ、由茉のこと大好きな

兄貴たちも今、見に来てる。

最前列で目を光らせてるけど。

いろんな意味で度胸ないと大変だと思うけど。

それでもいいやつだけ告れば。」



湊はそう言うとまた寝ようとしていた。


『えー、では告白をお願いします。』


司会者がそういうと続々と

『辞退します!』の声が。


結局私は誰からも告白されることなく終わった。