「「「キャアアアァァァァ‼」」」
黄色い歓声が飛んだ。
ほんとに人気者なんだなぁ…。
暴走族相手にアイドルのような歓声って
この学校はいったいどうなってるんだか。
湊と爽がこちらに来たらすぐさま駆け寄った。
「ねぇ、なんで一輝たちまでいるの?」
「あぁ、なんか純が知らせたみたいだよ。」
純かよ!!!
哉斗の隣を見るとのんきに手を振っている純がいる。
もーなんで呼ぶかなぁ…。
一輝と晴輝はすごい威圧感だし…。
『さぁ!主役が揃いましたので始めます!』
「なぁ、面倒だからさ、俺に告るやつ全員出して。」
湊が不機嫌にそういった。
その時の湊は怖く、近づけないオーラを放っている。
『えー…と、ではお願いします…』
司会者は困っていたけど、
今の湊を見ると逆らうことはできず
湊に告白する10名が出てきた。
派手で目立つギャル
綺麗なお姉さん
意外にも大人しそうな子
いろんな子がいた。
一人一人が自己紹介し、それぞれ告白している。
それを湊は不機嫌オーラを放ちながら
目を逸らすことなく見ている。
全員が喋り終わったあと、湊が立った。
『さぁ、お答えをどーぞ!!!』
「俺好きなやついるから。全員無理。」
ばっさり。


