生きる。




私は今度はお墓の前で手を合わせた。

美波だけに聞いてもらいたくて。


美波、私ね、湊のことすき。

美波怒るかな…。

私湊のこと好きでいていいかな?


私はそれだけ言って目を開けた。


「言いたいこと言えた?」


哉斗が聞いてくる。


「うん、今日はもう大丈夫!

みんなは?」


私がそういうと、みんな手を合わせた。


「行くか。」


湊がそう言った。


「また来るな、美波。」


愛しそうな顔で言った湊に胸がぎゅーっとなる。