生きる。




「文化祭かー。

去年は何やったの?」


「さぁ?俺サボってたからわかんない。」


「…哉斗ってさ、真面目に学校来てるのに

ほとんど教室いないもね。」


「うん、つまんないもん。

でも今は由茉ちゃんと隣の席だから

たまにはいいかも!」


そんな会話をしていたら

いつの間にか出し物が決まっていた。


やる気のないうちのクラスは駄菓子屋に決定。

あとは時間や役割を決めて終わり。


「ねー!俺と純と由茉ちゃんは同じとこにして!」


哉斗がいきなり大きな声で言った。


このクラスはおとなしい子が多くて

こういう時は哉斗の一声がすごい影響を及ぼす。


今回うちら3人は一時間だけの店番になった。

みんなは2時間以上をやるんだけどね。

哉斗がそんなにできないと駄々をこねて一時間になった。