生きる。



それから数日後の学校ー


「かーなーとっ!純!

次の時間文化祭の出し物決めるんだよー!

教室行こうよー!」



5時間目が終わり、次はLHRの時間。


私は二人を呼びに資料室へ来たのだけど……

二人は寝ていた。



「おーきーてっ!純~?」


純は全然起きそうもない。


「哉斗~!」


ユサユサと揺らし続けてたら哉斗が起きそう。

起きそうで起きない。

私は哉斗の肩を揺らし続けた。


「かーなーと!起きてー!」


うぅー…。


「哉斗も純も寝るとなかなか起きないんだよね。」


と爽が苦笑い。


「爽もサボり?」


「ん?まあね。」


「爽もサボったりするんだね~。」


「意外?」


「意外だよ!

あ。哉斗~!起きてー!」


そういって肩を揺らしていたら

急に腕を掴まれ引き寄せられた。


「きゃっ!」


…状況が飲み込めない。


動けずにいると


ゴンッ!という音と

「いってー!!」と飛び起きる哉斗。


どうやら湊が殴ったみたいです。


「湊!なにすんだよ!」


「お前が由茉のこと襲ってるからだろ。」


「は!?なにそれ!超言いがかりじゃん!」


「…はいはい、わかったから。

湊起こしてくれてありがと。

哉斗、次の時間文化祭の出し物決めるから教室行くよ?」



くだらない二人の言い合いを止めて

純はもう諦めて哉斗だけ教室へ連れていった。


「いってー。本気で殴ることないじゃんねー。」


席につくと哉斗が頭をさすっていた。


「あはは…すごい音したもんね?

大丈夫?」


そう言いながら頭をさすると

少したんこぶのようになっていた。


「あとで冷やそうね。」


そんな会話をしていた。