生きる。





「ご馳走さまですっ!」


湊にご馳走になってしまった。


…………それにしても…


「湊といるとやっぱ目立つね。」


「は?」


「私はアメリカにいたから全然知らなかったけど

前に学校の女の先輩に言われたの。

如月のことも知らないの?

湊くんのこと知らない方が珍しい!!って。

さっきからみーんな湊のこと見てるしね。」


「なにそれ。いじめ?」


「うーん、どうかな。

でも呼び出される度に

哉斗が助けてくれるし大丈夫!

哉斗本当によく見てるよね。」


「哉斗か。

ってか俺が見られてるんじゃなくて、

俺が女連れてるのに驚いてるだけだと思うけど。」


「え、そうなの?」


「あぁ、俺中学入ってすぐ美波と付き合って、

美波が突然いなくなってからは女不信で避けてたから。

こうやって女と歩くのも何年ぶりだろうな。」


「湊って美波としか付き合ったことないの!?」


「あぁ、そんなに驚くことか?」


「だってモテるでしょ……」


「好きな女からモテなきゃ意味ねーけどな。」


「好きな女?いるの?」


「どうかな。」


なんだろう、なんかモヤモヤする……


あーすっきりしない!!