湊の後ろは心地いい。
哉斗と違ってスピードも緩やかだし、
安心して掴まってられる。
……哉斗だと拒絶反応がすごいからね……
哉斗はいつも可愛く人懐っこく近づいてきて
私の世話をするわりに、
私への拒絶反応がすごい。
私だけではない。
如月の人間以外、全て拒絶している。
……なにがあったんだろう。
哉斗は全然読めない。
あんなに拒絶しているのに
私のお世話をしてくれてるのは、
やっぱり湊のことを尊敬しているのかな……
なんて考えていたらバイクが停まった。
「どうした?おりないのか?」
「……え?あぁ!ごめん!」
私は急いで降りた。


