生きる。





「お待たせしました!!」


湊は私の方を見て固まった。



えっ!?おかしい?

寝癖ある?化粧普段しないからわかんないけど……

変!?似合ってない?へたくそ?


なんかいってよー!!!


と心のなかでパニックを起こしていた。


「なんか……新鮮だな。」


「……へ?」


突然話しかけられて気の抜けた声が出てしまった。


「普段制服にスッピン姿しか見てないから。」


あーなるほど。そういうことか。


「……ところで今日はどこにいくの?」


「あー、無計画。」


「え!そうなの?」


「あぁ……行きたいとこあるか?」


そんなこと言われてもね……


「私久しぶりの日本だから

何があるのかもわからないし

どこにいっても新鮮だからどこでもいいよ。」


「それもそうだな。じゃあ行くか。」


二人でバイクに跨がり、出発した。