「もしかして姫って由茉か!?」
「あー、うん。そうなりますね…」
「そのこと晴輝は知ってんのかよ!」
晴輝?晴輝って誰だ?
航大さんの知り合いだと先代の総長?
でもそれだとなんで由茉も知ってるんだ?
「知らないよーってか昨日久しぶりに会ったし。」
昨日あった?え、いつ?
こいつ夜帰ったよな?あのあと会ったのか…?
「まじかよ!晴輝怒んねーかな。
由茉、早く言った方がいいぞ!
俺、今から言おうか!?」
「え…あ、うん。言っていいけど…」
そんなやり取りを俺ら5人はポカーンと眺めていた。
「航大さん、由茉と知り合いなんですか?」
哉斗が聞いた。
「まあな!小さい頃な!
詳しくはあとで説明するよ。」
「小さい頃なって…
今は知り合いじゃないみたいじゃん。」
「そんなこと言ってねーだろ!
それにしても由茉!綺麗になったな~。
お兄ちゃん嬉しいよ。うん。」
「気持ち悪い。」
気持ち悪いって………
俺らにもまだびびってる由茉が
俺らの先代を気持ち悪いって言うなんて…
仲の良さを見せつけられた気がした。
そんなとき、またドアが開いた。


