「…あれ…もう朝…?」


小鳥の声で私は目が覚めた。

周りを見渡すと蓮司は見当たらなく、私は急いでリビングへ行った。

誰もいなくなったような気がしてすごく怖い…。

扉を開けるとみんなはまだ寝ていた。

「よかった…っ…」

安心したのか私はその場へ座り、私の目からは涙が溢れた。