「あのね、私狭蘭の皆、郁人、凛夜の事が大好き。

沢山救われた。」


姫王もそうだ。私は救われた。

斗愛はいまどんなこと考えてるんだろう…。

皆は静かに私の話を聞いてくれてる。


なんて言おう。なんて言えば傷つけないかな…?


「大好きだから、私は貴方達とお別れしたい。」


「え?あーちゃんどういうこと?」

「お別れ?」

翔…蓮司。