教室へ着き自分が席に着いた。
千景とはまだ少しぎこちないけど昔のような関係に戻っている。

「もう冬だよ?
早いねぇ」

「そうだね。
翔鼻水垂れてるよ」

翔の鼻水を拭き。
私は心を決めた。

「あのさ、皆、今日の放課後ちょっと話がある。」


そう、私は決めた。
みんなと離れることを…。

これからすることによって皆へ被害が及ばないように。

「ん?分かった。」

「あと凛夜も今日話があるから来てほしい。」

遠くの席の凛夜へ声かけをすると凛夜は微笑んで頷いた。

あとは郁人。
郁人には後で電話しよう。