遠くからはパトカーのサイレンが聞こえ、少女は目の前に立つ人物に目を移した。

『どうしてっ!どうしてお母さんとお父さんを!』

そして、その人物は静かに口を開いた。

「あんたのお母さんとお父さんはお前のせいで死んだんだよ?…"××"」


『私の…せいで…い…いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』


少女の目は闇に染まり、気を失ったーー。


「復讐は"まだ"始まったばかりだよ?
ねぇ、愛華。あんたの人生メチャクチャにしてあげる…。」


謎の人物の声は少女には届かなかった。

愛華の叫び声を頼りに警察が、ここまでたどり着き、謎の人物を連行した…。