「もちろん悔しいに決まってるでしょ……」
私に度胸があればあのまま喫煙所にだって乗り込んで行けた筈で、今こうして目が回るほど酒をあおる事も無かったから……
「更衣室の件と本人の承諾なしに写真を拡散されたのは不憫に思うし、
興味本位で罰ゲームの的にされたのも同情するが……
それでもおまえにだって非があるからだろ」
「えっ?なんで……」
不憫に思う、同情するって言ってくれたのに……
どうして私にも非があると言われなければならないの?
「おまえは……はぁー」
呆れ顔でタメ息つくモンティーその表情も麗しくて思わずうっとりしそうになるが……
「アレだ。加虐心って言うの?」
「かぎゃくしん?」
「その“おどおど”した態度とか見てると、つい虐めたくなる気持ちも何となく分かる。
アレだろ?
『ごめんなさい』
自分が悪くなくても詫びの言葉を直ぐ口にするだろ」
まるで会社での様子を観察されていたかのように言い当てられて口をポカーンと開けたままモンティーの呆れ顔を見つめていた。

