呆然とする私を余所に二人の会話はまだまだ続く。
「でもさー貞子。無駄にいたずらボディだよな?ホントもったいねー」
「アレだな。〇川峰×って女優みたいな?あの体にあの顔が残念って感じ」
『くそっーーー何て奴らだ。
自分の事は棚上げで私と女優の〇川峰×さんを纏めて侮辱してくれるじゃないの
この体に、この顔で……すいませんね。
チャラい奴に“いたずらボディ”と言われても全然嬉しくありませんから』
いたずらボディと言われた事とあの顔が残念と揶揄された事は
単純に1-1=(イコール)0(ゼロ)には決してならない。
寧ろ『あの顔が残念』と揶揄された事が何倍も痛くて涙が零れそうになるのを堪えてその場から立ち去った。
「これが今日私に降り掛かった災難……なんて日だ!!」
「おまえさー悔しくないか?」
最後はお笑い芸人のまねをしておどけて見せたのに、モンティーが真面目な顔をして私に問いかけるから思わず言葉に詰まる。

