「おはようございます。」
僕が目を覚ますと、目の前には師匠の姿があった。
「いつからいたの?!?!」
慌てて飛び上がると、師匠は「軽く2時間」と答えた。暇なのか...?
「それはそうと、行きますよ。」
師匠は急に立ち上がると言った。
「行くって何処に?」
僕が聞くと、師匠は笑って答える。
「何処って、決まっているじゃないですか。お母様の元へですよ。」

「.....えっ?!母ちゃんのところ?!?!わかるの?!?!」