「....あんたねぇ。ふざけてんの？」
私が何も言わないからって...！
「琉乃ちゃん。俺はいつでも本気だよ。
本気じゃなくて、俺から逃げてるのは琉乃ちゃんでしょ？」
「...！！なんでそんなことっ....」
「だって琉乃ちゃん、俺と話すとき絶対に俺の目を見ないじゃん。
それだって、琉乃ちゃん得意の一つの逃げでしょ？」
「.......」
「だから、ちゃんと向き合ってよ。俺と」
「...勝手に言わないで。
向き合った結果が『逃げる』なのよ。
『逃げる』ことで私はあんたを拒んでるの。
だからこれ以上、私に付きまとわないで」
....なんて....。ただのいいわけ...。
