私の名前は、大野梢。
年齢は27歳。

身長は163センチ。
足の大きさは23.5センチ。

体型はどちらかといえば痩せていて、そして悲しいかな貧乳で。
それがコンプレックスでもあり、特徴でもあり。


好きな食べ物は、和食、牛タン、おつまみ系の料理、枝豆(あれ、これもおつまみ?)、スルメイカ(あれれ?これもおつまみ?)、辛口ビーフジャーキー(おつまみです、ハイ)、そして何よりお酒が大好き!


趣味は買い物、料理(ただしおつまみに限る)、美味しいお店巡り、長電話。

特技はマシンガントーク。


とにかくセカセカと忙しなく動き回り、落ち着きが無い性格で。
歩くのも早足、話すのも高速。
考えるよりもまず行動、という感じ。


仕事は運送会社の事務員をしていて、勤め出してからもうすぐ丸7年が経とうとしているところ。


そして。
こんな私ではありますが。


一応、彼氏と呼べる存在がいるんです。

彼氏というより、カメのような男なんです。

むしろカメよりカメらしい、カメ男なんです。


とってもマイペースで周りに流されることもなく、慌ただしくせっかちに走り回る私とは正反対の男。
だけど何故だか分からないけれどそんなヤツを好きになってしまった。


私の彼氏は、同じ会社の同じ部署で一緒に働いている、須和柊平またの名をカメ男と言います。


あんなに憧れていた、夢のオフィスラブ。

ドラマみたいにイケメンとするんだと信じてやまなかったオフィスラブ。


フタを開けてみて自分でもビックリ。


熱望してたイケメンとかじゃなくて、むしろ地味で目立たなくて、思い描いていたはずのオフィスラブとは程遠いカメ男。


なのに、なのに、どうしてなのか。
自分でも本当に本当に謎なんだけど。


私はそんなカメ男が大好きなんです、これが。


あはは、恥ずかしや。