――.....
「かすみのウェディング姿、楽しみだなぁっ!!
ねぇ、そう思わない?隼人っ」
「唯はあれ、着たいのか?」
「んー。そりゃあ、ね」
頬を赤らめた唯は、ちらりと隼人を見る。
隼人は相変わらず無表情だが、少しだけ頬を緩ませた。
「じゃあ来年までには、俺頑張って着させてあげるよ。」
「えっ?」
その言葉を言ってくれるとは思っていなかった唯は、きょとんとした。
「唯の姿、楽しみだな。」
「は、隼人...それって」
「俺プロポーズとか、そういうの照れ臭いから察して。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…