意地悪上司の溺愛

歳をとるごとに俺の溺愛も収まるかな?なんて踏んでたんだけど、歳をとるごとにどんどん桜が愛しくなってくる。




俺と出会ってくれてありがとう。俺の世界で1番大切な人。桜のためなら何でもできる。今日はハワイの高級ホテルに泊まる。週に二回は夫婦の営みをしてるけど、足りない。



今日は、寝かせないぞー〜!頭の中で物騒なことを考える俺を知らずに、



「ねぇ!ここにしよ!やっぱりここだよね!?悠人はどう思う?久しぶりの休みだし!2人でゆっくり出来るお店がいいよね〜〜!」



「了解!そこにするか!」



「うんっ!早速、れっつごー!!!」


花ような笑みを桜は見せてくれる。


はしゃぎまわって、走っていく桜の背中を愛おしく感じながら、


「待てよー、桜ー!」


俺もその背中をめがけてかけて行ったのだった。


それが、俺と桜の夫婦の形。

いつまでも奏でられる、愛の音楽♡

なぁ、桜、次は俺とどこに行こうか。

番外編〜悠人sid(終)






2016/10/12、りょう@