俺は彼女の横に座りながら、彼女の意識を引き付けるスマホを奪う。
「せんぱい…?」
戸惑ったような彼女の声。
左手で彼女の後頭部を支える。
「せんぱい…?」
視線が左手に動く。
スマホをポッケに突っ込む。
右手で彼女の左手首を掴む。
「///////ど、どーしちゃったんですか!?」
彼女の顔がまたまたボッと赤くなる。
そのままそっと彼女に口づける。
「せ、んぱ…/////」
「今日はキスの日、なんでしょ?//」
大人の余裕はどこへやら。
照れが勝ってしまった。
2歳差なんてこんなものなのかもしれない。


