清華魔法学園Ⅰ〜学園生活編〜











「くっ」







シュンッ






体のバランスを崩しながらも始めの一手は何とか避けれたが、完全にバランスを崩した私はもう重力に従うことしかできず、次の魔法を避けることは不可能。






そしてそれを狙うかのように次の魔法が既に私を待っていた。








コノママデハツカマル。







本能がそう叫ぶ。




私はとっさに両腕で自分を守るように身構えた。