が。 それは当然魔法として形になるはずもなく。 シーンッ 本日何度目かの効果音に肩を落とす。 神様のバカヤロー。 「クスクスッ。何?この子?噂のお姫様は避けるだけが脳のお転婆姫なのかな?」 「クスクスッ。それはそれで捕まえる楽しみってものがあるけどさ。そろそろ飽きてきたよね?」 私の必死に生き延びようとする姿を見て貴族のように上品に笑う双子。