「もうルールは分かっていると思うけど一応紗久ちゃんのためにも説明しておくね。まず試合の時間は無制限、そして、首に付けるチョーカーを壊された方が負け。おっけ?」 瑞希先生が私ににっこりと微笑む。 「おー、いえす」と私は気力を振り絞ってなんとか答えることが精一杯だった。 「ではでは、これより、凌牙&光牙ペアVS紗久&怜桜&悠ペアの試合を始めます」